Farm sharingの仕組みは、飛行機運行の仕組みとほぼ同じです。
飛行機は、全席エコノミークラスにすると、より多くの乗客を運ぶことができますが、
運航会社は利益が出せず継続した経営はできません。
ファーストクラスのお客様や、ビジネスクラスのお客様が、空間とサービスに対しての価値に更なる対価を支払ってくださるからこそ、エコノミークラスのお客様が便乗して乗る事ができるわけです。
これをFarm sharingの仕組みに置き換えて考えるとこうです。
経営面積の3分の1を使って、Farm sharingオーナーを募集します。
一口農場主には、単なる農産物をリターンに出すのではなく、農場主としてのサービスをメインとして、面積当たりの農産物や加工品をリターンとしてお届けする仕組みです。
もし農繁期に入る前に、販路と事業収益の3分の2が確定しているとしたら、雇用を安定させることができます。
雇用が安定することで、生産管理がより精度が上がり、良質な農産物を安定生産することに繋がります。
3分の1の面積で取り組む理由は、もし不作になった場合でも、3分の2からの補填がきくというところです。
応援・支援してくださる、一口農場主の皆様に何が何でもお返しをする事が、我々の責務だと思っております。
だからこそ、全面積では取り組みません。
雇用が安定し、経営が安定すると、3分の2の農地ではいろんな農業のやり方を思考錯誤して研究することができます。
いわば良質な農産物を生み出す努力が常に行われる状態です。
そしてその良質な農産物は、全て高値で売る必要はありません。農協の安い流通価格で出しても経営が成り立ちます。
今川原農産のFarm sharingオーナー様へのリターンで考えると、お米はだいたい1㎏700円程度、ちょっとお高めなお米を買う事で、実は日本中に良い食を回す活動をしているのと同じなのです。
だから、Farm sharingオーナー=ファーストクラスのお客様
ファーストクラスの一口農場主様がいるおかげで、エコノミークラスの低所得者層にも良質な農産物が享受される仕組みが、Farm sharingです。
この子たちが、将来幸せに暮らすためには、我が子だけが生き残っていたのでは意味がありません。
・生涯の伴侶となるパートナー
・事業を一緒に行う仲間
・地域を作っていく仲間
・国を動かしていく仲間
子ども達がより豊かに暮らすためには、今を生きる全ての子ども達がより豊かになる必要がある。
教育はとても重要ですが、教育によって未来が良くなるのは相当な時間がかかる。
それは、常に教育が正しいとは言えないからであって、常に正しいかどうかを検証しながら方向転換を常にしていかねばならないと感じています。
そんな中で、常に変わらず人を良くしていくのは、食事です。
「人」+「良」+「事」=食事
・人に良い事
・人が良くなる事
・人を良くする事
そのすべてが食事です。
食事の根幹を一気に変える可能性があるのは、農業の現場だと思っています。
日本中の農家が独自のFarm sharingを行い、日本中に一口農場主ができる事で、日本の農業は大きく変わります。
日本中の農家が挑戦をしてよりハイクオリティーな農産物を農協の安い流通価格に難なく出せるようになったら、日本全国どこで誰が何を手にしても、良い農産物か良い農産物でできた加工品を享受できます。
そうしたら学校給食だって良い物が使われるわけです。
子どもの食が変われば、子どもの未来が変わります。
子どもの未来がよくなれば、日本の未来が良くなります。
日本をよくするのは、政治の力じゃない。子どもの未来を良くしたいと願う大人の行動一つです。
ご共感いただけたなら、是非(有)川原農産と農業に取り組んでみませんか?
川原農産のFarm sharingは、令和5年版は年会費1口55,000円で募集をしております。
※振込をご希望の方は、info@kawaranousan.comまでご連絡をお願いします。
※2分割(前期後期)の振込をご希望の方は、10月まで後期分のお振込みをお願いします。10月までに後期分までのお振込みが確認できない場合は、リターン発送のタイミングもありますので、翌年へのFarm sharingに移行していただきますのでご了承ください。
令和5年版Farm sharingのリターン開始が10月からとなります。10月以降にお申し込みの方は、令和6年版のFarm sharingへのお申し込みとさせていただきますのでご了承ください。
あなたの活動が、日本の農業を、日本の食を変えます!
一緒に農業しましょう!