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【6】超低コスト水稲栽培の利点(時短育苗)

直播を行う場合、コーティング処理などを行いますし、移植の場合は種子消毒をして浸漬時間を経て催芽を誘導し、播種していきます。

一般的に移植に使う種子は、表面に病原菌が付いていると言われそれを消毒処理するために、殺菌剤の液に浸すか60℃のお湯に付け込んで殺菌するかと言う処理が行われます。

そして、芽立ちをそろえる為に、浸漬時間を取り一気にそろえる為に催芽機をつかって芽を誘導したりします。

令和6年能登半島地震によって、水路が大きく破壊され水が引けない状態の田んぼでも稲作をする実験として、マイコス(菌根菌資材)を用いての栽培に挑戦しました。

通常乾田直播は、初期除草や中期除草と言う形で、除草剤散布が大きな肝となる栽培方法です。

それを少しでも除草剤の散布回数を減らしたい。この想いで催芽まで終わった種もみを乾田直播に使用する試みを行いました。

この時、マイコスと酵母菌が掛け合わさると、芽がブースとかかったように早く動く事を実感しました。マイコス+酵母菌の液にどぶ漬けをしその後脱水して陰干しをしたら、陰干ししている間に種籾が肩を切るほど芽が動いたのです。

この特性を利用し令和7年の栽培では、マイコス∔酵母菌での種子処理を行い、浸漬時間と催芽をすっ飛ばして、播種をするという時短育苗に挑戦しました。

通常であれば
種子処理1日+浸漬時間5~6日+催芽半日+脱水陰干し1~2日と、播種までに合計1週間程度時間を要していたものが、

種子処理2日脱水陰干し1~2日と、3~4日で播種できる状態になりました。

結果、育苗日数を時短する事ができ、分散播種とビニルハウスのローテーションが可能となり、田植え期間の長いプロ農家にとって、健苗を移植しやすい作業工程に持っていく事が出来るという事です。

日数の削減は、労働力の削減にも効果を発し、低コストでの水稲栽培における利点の1つとなるわけです。
時短育苗に関しての簡単な動画はTikTokにアップしています。

@ouki8888

マイコス&ビール酵母で時短育苗。実験3回目百発百中で、予想通りの動きです😁 米価に左右されない稲作ヤルには、常識以上のコストカットが必須。 農水大臣が出すカードも気にせず邁進😁 #奥能登 #輪島市 #町野町 #川原農産 #マイコス #菌根菌#きんこんkiビール酵母 #イーストガード #被災地 #田植え #育苗 #時短 #コストカット #米価 #気にしない #農林水産省 #農林水産大臣 #無視

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