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【12】超低コスト水稲栽培の利点7(初期除草の雨の日散布)

川原農産が行う稲作は、無農薬ではありません。

肥料は投下しませんが、農薬は必要最低限使用させていただいております。

理由は、端から端まで移動距離が約20㎞ほどあり、13~14地域にまたがって250枚以上の点在する田んぼを管理しなくてはならない為、人員的な余力も無い中で、自分の体を酷使して壊していたのでは意味が無いという観点から、必要最低限科学の力は使用するというスタンスです。

しかしながら、農薬をガンガン使いたいわけではありません。

「出来る事なら、少ない使用で終わらせたい。」

つまりは、使用最少効果最大を目指した農薬の施用が大事だと考えています。

水田除草において、移植や乾田直播など様々な栽培方法によって、農薬散布のタイミングや種類、使用回数などの基準は異なっています。

その中でも、使用回数を抑え、その効果を最大限活用できるのが、移植栽培だと私は考えています。

川原農産が理想とする初期除草剤の使用回数は、「1回」です。

就農直後から、父の指導に従って稲作をしてまいりました。

除草剤を、メーカー推奨通りに使用して、漏水もしていない田んぼなのに、後々にヒエだらけになる田んぼをみて、除草剤なんて効かないんだと思っていました。

しかしながら、除草剤が効かないのは効かないなりの理由がある事に行きつきました。

「中干」です。

中干をすることによっての、メリットデメリットは有るのですが、除草と言う行為に対してはデメリットしかないと、私は結論付けています。

中干さずの考え方、やり方等はまた次回お話いたします。

まずは、如何に除草剤の散布回数を減らし、その効力を最大限利用するかを考えた結果、川原農産が得た答えは、雨の日にフロアブル剤を散布するという事です。

田んぼの初期一発除草剤には、いろんな形状のものがあります。

・粒剤
・フロアブル剤(液剤)
・ジャンボ剤(投げ込み式)
・豆粒剤

この中で、フロアブル剤を選択する理由は、雨の日での作業が可能である点です。その他の剤は雨の日に使用する事が困難です。

初期一発除草剤で良く言われることは、しっかりと水をはった田んぼで施用する事と、3日間は水張状態をキープする事です。

田んぼは、畔によって水をキープする為、畔に穴があれば漏水してしまいます。鼠穴、蛇穴、モグラの穴や、螻蛄による穴など、様々な生物によって畦には穴が開くリスクがあります。

畦塗りをしたとしても完璧に漏水を抑えられる田んぼには限度があります。

そこで雨の日です。

雨の日に散布する事で、天水が注がれる為、田んぼの水位はキープされます。集中豪雨のような時以外であれば、雨の日が私は理想だと考えています。

雨の日で水をキープする日数が1日は確実に担保されるし、2~3日続くようであれば、完璧に保水をキープできる為、除草剤はしっかりと効果を発します。

そして、散布に使用するのは、ホームセンターに売っている圧力式の散布機3,000円程度の物を使用する為、ドローンなどの設備投資は不必要です。

確実に、薬効を聞かせる為の条件を整える事が出来れば、落水のポイントまで抑草されるため、収穫までに除草剤の散布回数1回が実現するわけです。

川原農産では肥料を散布しないが故に、雑草の成長スピードも遅く、除草剤の散布のタイミングはかなり遅らせて使用する事も出来ます。

移植同時散布なども行いませんので、稲が活着し根差してから、雑草が生え始めたタイミングを見計らい、雨の日を狙って散布する事で、無駄な除草剤の散布を抑える効果があります。

川原農産では、肥料を散布して収穫量を上げる栽培は行っていません。

雑草に負けてしまえば、壊滅的被害を受けかねません。

ですので、一回の散布で必ず効く条件を整える事に注力していくわけです。

こうする事で、除草剤の使用回数は減らす事ができ、稲の生育が阻害されないので肥料無しでも十分に株が増えて生長し、安定した収穫量をもたらしてくれます。

@ouki8888

水稲で使用する農薬は除草剤が主で、近年は殺菌殺虫剤の使用はほぼありません。 その除草剤もできる限り、少ない回数と少ない量で終わらせたいから、川原農産では水稲一発除草剤は雨の日散布ができるフロアブル剤一択です。 雨の日に撒くことで保水時間が長くなり効果抜群。加えて余計な中後期除草剤の使用を抑制できるのが利点。 元肥入れないから、雑草の繁茂スピードも遅く、しっかり目視してから投下するので、バッチリ効きます👌 #奥能登 #輪島市 #町野町 #川原農産 #ファスティング #ファスティング農業 #コストカット #米 #一発除草剤 #フロアブル剤 #水稲 #水稲除草剤 #水稲初期除草剤

♬ Mermaids – DEAMN